コミュニケーション・ツールの使い分け

ビジネススキル

現在仕事において電話・メール・オンラインミーティングやチャットなど、いろいろなツールでコミュニケーションができるようになりました。選択肢が多い一方で、使う上でのメリット・デメリットがありますよね。

電話

直接相手と話すことで、細かなニュアンスを確認できたり、即時の対応ができたりと今でもメインのコミュニケーション・ツールだと思います。一方で、相手の時間を拘束してしまうこともあるので緊急時・重要案件以外は使用しないという方もいます。

  • 要件の確認・返答やアドバイスなど、すぐに解決できる
  • 細かい点や、文章で伝わらないニュアンスなどを会話により伝えることが可能
  • あえて文章として残しておきたくない内容を伝える時に便利
    (録音されていたらこの限りではありません。)
  • 強制的に割り込んで、相手の時間を拘束してしまう
    (場合によっては電話に出てもらえないこともある)
  • その場で会話した内容を忘れてしまうこともある(メモを取ることが大事)

電子メール

今やビジネスにおいて基本的なコミュニケーション・ツールである電子メール。
文章で相手に内容を伝えるだけでなく、電子データ(画像・ドキュメントなど)を添付して送付することも可能です。ライティングスキルが必須となります。

  • 伝えたい内容を文書で送付するので、送付前に推敲(見直し)ができる
  • 様々な電子データを添付することが可能、形式によっては電子メール内に画像・ドキュメント・URLなどを添付して情報共有することが容易
  • 書いた内容がデータとして残るので、送付後に確認することができる
  • 相手が見てくれないと内容が伝わらない(ちゃんと読んでもらえたかが不明)
  • 緊急性が高い内容に関しては不向き(すぐにメールを確認してくれるとは限らない)
  • 文章のニュアンスによっては誤解を招くことも…。

オンライン・ツール(Zoom, MS Teams など)

現在はオンライン・ツールの機能が充実しており、電話や電子メールのような基本的な機能がツール上で実現できます。直接会議室に集まらずとも、オンライン・ツール上で会議をすることで音声や顔、電子データやパソコンの画面共有など、非常に便利になりました。

  • 音声でのコミュニケーションが容易。カメラによる顔の共有も容易。
  • チャットによるコミュニケーションも可能。
  • パソコン画面を共有することで資料の確認や文書のシェア、画像の確認などが容易。
  • 録画機能を有効にすることで、ミーティングの内容を振り返ることも可能。
    (メモを準備しなくても、後で動画をチェックすれば内容が確認できる)
  • オンライン・ツールを使うための環境準備が必要
    スマホがあれば十分対応可能ですが、場合によっては高性能のパソコン、カメラ、マイクなどが必要(このご時世、既に準備されているとは思いますが…)

やっぱり、直接会って会話?

オンライン・ツールの環境が整い、だいぶこの環境に慣れてしまったので直接人と会って会話する機会が減ってしまった気がします。オンライン・ツールは確かに便利なのですが、直接会うことでその人の雰囲気(オーラ?)やジェスチャーを感じて会話することもまだまだ必要なのかなぁと私は思っています。いずれにしても、コミュニケーション・ツールの選択肢が増えて、そこから自由に選べるような環境であることが大事なのかと思いました。

みなさまは、どう思われますか?

それでは、また。

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